※ このページはメロディーを作った事がない人に向けて書かれています。
カラオケの元曲の歌詞をそのまま使った場合、似すぎる可能性がありますがメロディー作りに慣れていない場合は一番作りやすいかもしれませんね。
追記:書いた後に気が付いたんです。「これってダミーリリックじゃない」っていう当たり前の事に…
元の詩でも使う場所を変えたり、うろ覚えで印象の強い部分を適当に歌うなど本来の詩と変われば、ダミーリリックと言えそうですけどね。
まぁ、ダミーリリックか否かなんてのは本筋から思いっきりハズれるので、詳しく書きません。
ダミーリリックはそのまま世に出ないんですからね。(世に出たら、ダミーは取れてリリック(歌詞)になるのですから。「ギャランドゥ」のように。)
恋愛の歌なら、恋愛をテーマにした曲の歌詞を使って歌うのも良いでしょう。
詩の言葉から浮かぶイメージによってメロディーがそれらしくなると思います。
また、言葉のイントネーションからメロディーができる事もあるので、恋の歌に良く出てくる言葉からメロディーの雰囲気がテーマに沿いやすくなるでしょう。
全然別な…例えば、「国鉄、金田正一投手」のような文章を無理やり歌ってみます。
この場合、全く別な世界観になる可能性が高いです。
もう一つのポイントです。
「国鉄、金田(略)」を作った時、苦労した場所は数字でした。
「3514個」っていうメロディーが中々苦しかったです。
メロディー作りに慣れていない方は、数字を使うのは難しいかもしれません。
しかし、逆にその無理矢理感が突拍子も無い発想を生むかもしれません。
例えば、
「国鉄・金田正一投手が3514個の三振奪取世界新記録」の「3514個」を抜いちゃって
「国鉄・金田正一投手が三振奪取世界新記録」
に変えるなどする方が作りやすいでしょう。
「作りやすい」「作りやすい」とお勧めしてますが…
「作りやすい」から良い曲ができるとは限りません。
無茶苦茶な発注とか無茶苦茶な納期の方が面白い曲ができる事も多かったりする音楽業界。
趣味の音楽制作でも同じ事が言えそうです。
自分の創作にどんな制約をどのくらい科すか?
そういう面白さもありますよね?
自由に作ったり、不自由に作ったり。
それをコントロールする自由が制作者にはあります。
完成品だけじゃなく、作っている最中から楽しんでみて下さい。
自分のコントロール下にないクライアントなどからの制約を楽しめれば最高ですが、曲造は時と場合によりますね。調子が悪いと地獄行き…(涙)